文豪ホーソンと近親相姦

 

 

著者:岩田 強

定価:1,800円(本体)

ISBN:978-4-7500-0419-8C0098

 

 

【目 次】  

 

序  章  兄と淫らな行いにより      ・・・十七世紀の近親相姦裁判      

第一章  兄弟相姦から父親殺しへ   ・・・「アリス・ドウンの訴え」

第二章  うから相和す        ・・・ホーソンと血縁

第三章  モグラの巣型の表現     ・・・短編集

第四章  復讐はわれのもの      ・・・「七破風の家」

第五章  だれが「父親」を殺したのか ・・・『大理石の牧神』

第六章  乾いた岩漿         ・・・『不死の霊薬草稿』

 

【著者紹介】

岩田 強(いわた・つとむ)

 

1944年 東京生まれ。

1975年 京都大学院文学研究科英米文学専攻修士課程修了。

和歌山大学、山梨医科大学、京都光華女子大学で教鞭をとりながら、ナサニエル・ホーソンを中心にアメリカ小説を研究。

 

 

【概要】

 

本書は19世紀のアメリカ作家ナサニエル・ホーソンと近親相姦の係りを伝記と作品の二つの軸から明らかにしようとする試みである。

 

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