著者:飯塚 恒雄
定価:3,200円(本体)
ISBN:978-4-7500-0416-7C0073
【著者紹介】
日本大学芸術学部卒業。
日本コロムビア(株)の音楽ディレクター、プロデューサーを経て、退社後執筆活動を開始。
日本エッセイスト・クラブ会員。
【目次】
第一部 レコード前史
Ⅰ 黒船が運んできたアメリカン・ポップス
Ⅱ サムライたちが見た「ミンストレル・ショー」
Ⅲ 薩英戦争とサツマ・バンドの誕生
第一部付記
第二部 ディスク・レコード開花期
Ⅰ F・W・ホーンの<魔法の小箱>
Ⅱ 島村抱月と和製ポップスの夜明け
Ⅲ ヒット・メーカーたちの大正・昭和
第二章付記
第三部 戦後とグローバリーゼーションの時代
Ⅰ レコード五社体制の黄昏
Ⅱ 主張するアーティストたち
Ⅲ 世界企業SONYのレコード界進出
終章 昭和のフィナーレ/ひばり絶唱
第三部付記 SP時代の昭和ロマン/丸の内・日比谷界隈
あとがき
【内容】
ペリー艦隊が運んできた「ミンストレル・ショー」から日本のポップスをたどり、日本人が欧米文化を貪欲に吸収し、外資系レコード会社の進出とレコード資本の国際化によって、歌謡曲が変化をたどってきた音楽史を膨大な資料とエピソードで紹介している。